CASE 001|辞めたい理由はない。でも、このまま40歳になるのが少し怖い

りちょいすケース

会社を辞めたい理由は、特にない。

人間関係はいい。
給料にも大きな不満はない。
残業も月15時間ほど。

それでも、35歳になって少し気になることがある。

ここ3年、「成長したな」と思えることがほとんどない。

今すぐ会社を辞めたいわけではない。
でも、このまま同じ状態で40歳になるのは少し怖い。

そんなケースを考えます。

このケースで見るポイント

01

今の会社にあと3〜5年残ったとき、
自分に何が増えるか。

02

今の経験は、外では
どんな仕事や条件につながるか。

03

大きな不満がなくても、
今の環境を選び続けたいか。

このケースの3つの選択肢

Xの「第1回やめどき診断」では、次の3つを選択肢にしました。

01

今の会社に残る

大きな不満がないなら、今の会社に残るという選択です。

02

転職はせず、外の求人だけ見る

今の会社に在籍したまま、外ではどんな仕事や条件があるのか確認します。

03

本格的に転職活動を始める

求人を見るだけでなく、応募や面談まで進めて具体的に転職を考えます。

このケースで気になるのは「不満」より「停滞感」

仕事を辞めるか考えるとき、 「今の会社の何が嫌なのか」を探したくなることがあります。

でも、このケースでは、

  • 人間関係はいい
  • 給料にも大きな不満はない
  • 残業も極端に多くない
  • 勤続8年で、今の環境にも慣れている

と、分かりやすい不満がほとんどありません。

気になっているのは、

「ここ3年、成長したと思えることがほとんどない」

という点です。

つまり、 「今がつらい」よりも、 「この先も同じ状態が続くことが怖い」 に近いケースです。

まず「あと5年残ったら何が増えるか」を考える

35歳から40歳まで、今の会社で働いたとします。

その5年間で何が増えそうでしょうか。

  • 役職が上がる
  • 年収が上がる
  • 担当できる仕事が増える
  • 専門性が身につく
  • マネジメント経験が増える
  • 社内での立場が安定する

こうしたものが具体的に想像できるなら、 今の会社に残る意味はあります。

一方で、

「5年後も仕事内容も立場もあまり変わらなそう」

と感じるのであれば、 「今の会社が嫌かどうか」とは別に、 外を確認する理由になります。

① 今の会社に残る場合

今の会社に残ることは、 このケースでは十分あり得る選択です。

人間関係がよく、 給料にも大きな不満がなく、 残業も月15時間ほど。

環境を変えることで、 今ある働きやすさを失う可能性もあります。

残るメリット

  • 今の人間関係や働きやすさを維持できる
  • 勤続8年で築いた社内での信用を活かせる
  • 転職による環境変化のリスクを取らなくていい
  • 新しい仕事を覚える負担がない

残る前に確認したいこと

  • 今後の昇給・昇進の可能性
  • 新しい仕事を任される可能性
  • 異動などで経験を広げられないか
  • 5年後にどんな経験が増えているか

ここが見えるなら、 「不満がないから何となく残る」ではなく、 残る理由を持って残ることができます。

② 転職せず、外の求人だけ見る場合

このケースでは、 まずここから始める方法があります。

求人を見ることと、 転職することは同じではありません。

今の会社に在籍したまま、

  • 同じ経験でどんな求人があるか
  • 年収520万円は外と比べてどうか
  • 今の経験がどんな会社で求められているか
  • 今とは違う仕事内容に移れる可能性があるか
  • 40歳以降につながりそうな仕事があるか

を確認できます。

外を見てみた結果、

「今の会社、思っていたより条件がいいな」

と思うこともあります。

逆に、

「同じ経験でも、こんな仕事があるんだ」

と気づくかもしれません。

どちらに転んでも、 今の会社を見るための比較材料が増えるという意味があります。

このケースでは、「外を見る=会社を辞める」ではありません。

今の会社に残るかどうかを考えるために、外を確認するという使い方もできます。

③ 本格的に転職活動を始める場合

求人を見るだけではなく、 実際に応募したり、転職サービスで相談したりする方法です。

この段階まで進むと、 自分が外でどの程度評価されるのかはかなり具体的になります。

本格的に動くメリット

  • 実際に応募できる求人が分かる
  • 書類選考や面談を通じて、自分の評価を確認できる
  • 今より良い条件が本当にあるのか分かる
  • 転職後の仕事内容を具体的に比較できる

ただし、このケースで急ぐ必要はある?

元の条件を見る限り、 今すぐ会社を離れなければならない明確な理由はありません。

そのため、 いきなり退職を前提に動く必要はないでしょう。

まず外を見て、 「具体的に応募してみたい会社がある」 「今の会社では得られない経験がある」 と分かってから本格的に動いても遅くありません。

3つの選択肢を並べてみる

選択肢 得られるもの 気をつけたいこと
今の会社に残る 今の働きやすさや人間関係を維持できる そのまま5年過ぎたときに何が増えるか確認したい
外の求人だけ見る 今の会社と外を比較できる 求人を見るだけで転職した気にならない
転職活動を始める 自分の外での評価や選択肢が具体的に分かる 「何を変えたいのか」を曖昧にしたまま動かない

このケースなら、まず何から確認する?

このケースでいきなり答えを出すなら、 「転職する・しない」の二択になってしまいます。

でも、今ある情報だけでは、 本当に転職した方がいいかまでは分かりません。

まず確認したいのは、

  1. 今の会社にあと3〜5年残ったとき、どんな経験が増えるか
  2. 年収や役職が今後どの程度変わりそうか
  3. 今の経験が外ではどんな求人につながるか
  4. 今よりやってみたい仕事が実際にあるか

この4つです。

特に、 今の会社に大きな不満がないからこそ、 まず外を見て比較材料を増やすという方法が取りやすいケースです。

「辞める理由」ではなく、「残る理由」を確認する。

今すぐ転職を決める必要はありません。

ただ、このまま40歳になることが気になっているなら、 何も確認しないまま5年過ごす必要もありません。

今の会社に残った先と、外にある選択肢。
両方を見てから、「今はここに残る」と決めることもできます。

このケースに近い判断材料

この仕事をこの先も続けるか考えたい キャリア・将来を見る → 外ではどう評価されるか知りたい 市場価値・年収相場を見る → 今の会社に残って成長したい 仕事を伸ばす・学ぶを見る → ほかの選択肢も比べたい 選択肢を調べる →
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