「副業を始めたいけれど、売れるようなスキルがない」
そう考えると、
プログラミング。
動画編集。
デザイン。
新しいスキルを身につけるところから始めなければいけないように見えるかもしれません。
ただ、会社で普段やっている仕事を細かく分けてみると、すでに誰かの役に立てる経験を持っていることがあります。
営業資料を整える。
Excelを見やすくする。
文章を修正する。
マニュアルを作る。
人に仕事を教える。
会社では「普通の業務」に見えていても、その作業を苦手としている人にとっては、依頼したい仕事になる可能性があります。
この記事では、会社員として積み上げてきた経験を、ココナラで出品できる「サービス」の形まで落とす方法を整理します。
この記事の結論
ココナラで出品するものを考えるとき、最初から「特別なスキル」を探す必要はありません。
まず確認したいのは、
- 会社でよく頼まれること
- 何度も繰り返している作業
- 以前より短時間でできるようになったこと
- 他の人へ説明できること
- 誰かの面倒を減らせること
です。
その経験を、
「誰の、どんな困りごとを、何をして解決するのか」
まで具体化すると、単なる「スキル」から販売できる「サービス」に近づきます。
- 会社では普通にやっていることが、外ではスキルになる
- まず「できること」ではなく、普段やっている作業を書き出す
- 「よく頼まれること」はサービスの候補になりやすい
- 経験をそのまま出品せず、「困りごと」に変換する
- 「誰に」「何を」「どこまで」を決める
- 最初は「小さな作業」にすると出品しやすい
- ココナラなら「知識・スキル・経験」をサービスとして出品できる
- 同じ職種の出品を見て、サービスの「大きさ」を確認する
- 実績がなくても、サンプルは作れる
- 会社員が出品する前に、就業規則も確認する
- 価格は「作業時間」だけで決めなくていい
- 最初の出品は「完成品」ではなくテストと考える
- まずは「1サービス」を作ってみる
- まとめ
- 会社の外で、経験を一度サービスにしてみるなら
- あわせて確認したい判断材料
- 会社では「普通にできること」が、外では価値になるかもしれない。
会社では普通にやっていることが、外ではスキルになる
会社員として何年か働いていると、できることが増えていても、それを特別なスキルとは感じにくくなります。
毎週作っている資料。
いつも対応している問い合わせ。
後輩へ説明している仕事。
何度も作ってきたExcel。
毎日のように書いているメール。
慣れてしまうと「誰でもできる」と感じます。
しかし、その作業をほとんど経験したことがない人から見ると、十分に価値がある場合があります。
たとえば、
| 会社での経験 | サービスに変える例 |
|---|---|
| 営業 | 営業メールの添削、提案資料の改善、商談前の相談 |
| 事務 | Excel・スプレッドシートの整理、資料作成、マニュアル作成 |
| 人事・採用 | 応募書類の確認、面接準備、求人原稿の整理 |
| Web担当 | WordPressの設定、Webサイトの改善相談、簡単な更新作業 |
| デザイン | バナー、資料、SNS画像などの制作 |
| カスタマーサポート | FAQ作成、問い合わせ対応文の整理、対応フロー作成 |
| 管理職・リーダー | 業務整理、マニュアル化、タスク管理の相談 |
重要なのは、職種名そのものを売ることではありません。
「営業経験があります」
だけでは、購入する側は何を頼めるのか分かりません。
そこから、
「営業メールを3通添削します」
「提案資料の構成を確認します」
まで具体化すると、サービスになります。
まず「できること」ではなく、普段やっている作業を書き出す
スキルを探そうとすると、
「資格はない」
「専門職ではない」
「人に教えられるほどではない」
と考えやすくなります。
そこで、最初は「スキル」という言葉を使わず、普段やっている作業を書き出します。
たとえば事務職なら、
- Excelで一覧を作る
- 数字を集計する
- 資料のレイアウトを整える
- 会議の内容を議事録にする
- メール文を作る
- 申請書類を確認する
- 業務手順をマニュアルにする
などがあります。
営業職なら、
- 商談前に情報を整理する
- 営業メールを書く
- 提案資料を作る
- 見積書を作る
- 顧客への説明方法を考える
- 商談後のフォローをする
などがあります。
まず10個程度書き出してみると、「特別ではないけれど何度もやってきたこと」が見えてきます。
「よく頼まれること」はサービスの候補になりやすい
次に確認したいのが、
「職場で何を頼まれることが多いか」
です。
たとえば、
「この資料、見やすくしてもらえる?」
「この文章、ちょっと確認して」
「Excel詳しいから聞いていい?」
「この作業のやり方を教えて」
と何度も頼まれているなら、その作業は周囲より少し得意な可能性があります。
簡単にできる作業ほど、スキルとして認識しにくいものです。
「何が得意か分からない」ときは、「何を頼まれることが多いか」に置き換えると見つけやすくなります。
経験をそのまま出品せず、「困りごと」に変換する
できることが見つかったら、次は購入する人の視点に変えます。
たとえば、
「PowerPointが使えます」
だけでは、サービスとして少し曖昧です。
これを、
「社内プレゼン資料を見やすく整えます」
とすると、何を頼めるのかが分かりやすくなります。
同じように、
| できること | 困りごとに変換する |
|---|---|
| Excelが使える | バラバラなデータを見やすい一覧に整理する |
| 文章が書ける | 読みづらい文章を分かりやすく整える |
| 営業経験がある | 営業メールや提案内容を第三者目線で確認する |
| 採用経験がある | 求人原稿や応募書類を確認する |
| WordPressを使える | 初めてWordPressを使う人の設定を手伝う |
| 業務整理が得意 | 複雑になった作業を手順書へ整理する |
「何ができるか」ではなく、
「その作業で、誰の何が楽になるのか」
まで考えるのがポイントです。
「誰に」「何を」「どこまで」を決める
出品するサービスを考えるときは、次の3つまで決めると具体的になります。
誰に
どんな人から依頼を受けたいのかを考えます。
- 初めて営業資料を作る人
- 小さな会社の担当者
- 副業を始めたばかりの人
- WordPressを初めて触る人
- 文章を書くのが苦手な人
何を
提供する作業を決めます。
「何でも相談してください」
より、
「営業メール3通を添削します」
の方が、購入する側は依頼内容を想像しやすくなります。
どこまで
作業範囲も決めておきます。
たとえば資料添削なら、
- 何ページまでか
- 修正そのものを行うのか
- 改善点だけ伝えるのか
- 修正回数は何回か
- 納期は何日程度か
を決めます。
提供範囲を狭くすると、購入者だけでなく出品する側も対応しやすくなります。
最初は「小さな作業」にすると出品しやすい
初めてサービスを出品するときに、
「企業のWebマーケティングを全部支援します」
のような大きなサービスを作る必要はありません。
むしろ、
「Webサイトの改善点を5つ確認します」
「営業メールを3通添削します」
「Excelの表を1つ整理します」
「30分だけ相談に乗ります」
のように、小さな単位から考えた方が提供内容を決めやすくなります。
最初の目的は、大きく稼ぐことだけではありません。
「どんな依頼が来るのか」
「どこまでなら無理なく対応できるのか」
を知ることも、最初の出品で得られる材料です。
ココナラなら「知識・スキル・経験」をサービスとして出品できる
会社での経験をサービスにしてみたい場合、選択肢の一つがココナラです。
ココナラは、知識・スキル・経験をサービスとして売り買いできるスキルマーケットです。
通常サービスのほか、電話相談やビデオチャットを使ったサービスも用意されています。
通常サービスを出品する場合は、
- カテゴリやタイトルを決める
- サービス内容や価格を設定する
- サービス画像を登録する
- 公開する
という流れで進められます。
サービスを出品するための初期費用や月会費はかかりません。
一方、通常サービスが販売された場合は、取引完了時に販売総額へ22%の手数料がかかります。
価格を決めるときは、販売価格だけでなく、手数料を差し引いた後にいくら残るのかも確認しておきます。
※以下には広告リンクが含まれます。
会社で身につけた経験をサービスにできそうなら、実際にココナラでどのようなサービスが出品されているか確認してみる方法があります。
いきなり出品しなくても、近い経験を持つ人が「何を」「いくらで」「どこまで」提供しているのかを見るだけでも、商品化の参考になります。
同じ職種の出品を見て、サービスの「大きさ」を確認する
出品するものが思いつかないときは、ゼロから考え続けるより、すでに販売されているサービスを見る方が具体的です。
ただし、タイトルや文章をそのまま真似するのではありません。
確認したいのは、
- どんな人向けなのか
- 何を納品しているのか
- 何日程度で対応しているのか
- 基本料金にどこまで含まれているのか
- 追加料金になる作業は何か
です。
たとえば「資料作成」でも、
ゼロから資料を作るサービス。
既存資料のデザインだけ整えるサービス。
構成だけ相談するサービス。
文章だけ添削するサービス。
と分けられます。
同じスキルでも、提供する範囲によって別のサービスになります。
実績がなくても、サンプルは作れる
初めて出品するときは、
「副業としての実績がない」
ことが気になるかもしれません。
ただし、会社で扱った資料や顧客情報をそのまま公開することは避ける必要があります。
代わりに、架空の題材でサンプルを作る方法があります。
- 架空の商品で営業資料を作る
- 架空のデータでExcelを整理する
- サンプル文章を添削する
- 架空の店舗でバナーを作る
- WordPressでテストページを作る
「何ができるのか」を見せるために、実在する会社の情報を使う必要はありません。
会社員が出品する前に、就業規則も確認する
会社員として副業をするなら、サービスを公開する前に勤務先のルールも確認しておきます。
会社によって、
- 副業が認められているか
- 事前申請や届出が必要か
- 競合する仕事に制限がないか
- 勤務先や顧客の情報を利用していないか
などのルールが異なります。
特に、会社で作成した資料、顧客情報、社内データ、業務上知った非公開情報などを、そのまま副業へ利用しないことが重要です。
本業に支障が出るほど仕事を受けることも避けます。
会社で身につけた「経験」を使うことと、会社の「情報・資料」を使うことは別です。副業では、この線引きを明確にしておきます。
価格は「作業時間」だけで決めなくていい
初めて出品すると、
「30分でできるから安くしないと」
と考えることがあります。
ただ、30分でできるのは、それまで経験を積んできた結果かもしれません。
価格を考えるときは、
- 実際の作業時間
- 購入者とのやり取りにかかる時間
- 修正対応
- 販売手数料
- 提供する専門性
まで含めて考えます。
最初から高額にする必要はありませんが、作業量に対して続けられない価格にすると、副業として継続しにくくなります。
最初の出品は「完成品」ではなくテストと考える
最初に作ったサービスが、そのままずっと売れるとは限りません。
公開してみると、
説明が分かりにくい。
作業範囲が広すぎる。
購入前の質問が多い。
想定していなかった依頼が来る。
といったことが見えてきます。
そこで、
- タイトルを具体的にする
- 対象者を絞る
- 作業範囲を明確にする
- よくある質問を追加する
- オプションを分ける
と改善していきます。
副業を始める前に完璧な商品を考え続けるより、小さく出して反応を見る方法もあります。
まずは「1サービス」を作ってみる
何を出品するか迷ったら、次の順番で一つ作ってみます。
- 普段やっている作業を10個書く
- その中から、よく頼まれるものを選ぶ
- 誰の困りごとを解決できるか考える
- 提供する作業を一つに絞る
- 納品物・作業範囲・納期を決める
- 架空の題材でサンプルを作る
- 似たサービスを見て価格や範囲を確認する
ここまで整理すると、
「売れるスキルがあるか」
という漠然とした悩みから、
「この作業ならサービスにできるか」
という具体的な検討に変わります。
まとめ
会社員の経験を副業にするとき、最初から特別な資格や専門スキルが必要とは限りません。
会社で日常的に行っている、
- 資料を作る
- 文章を整える
- 数字を整理する
- 人に説明する
- 業務を整理する
- 相談に乗る
といった経験も、誰かの困りごとと結びつけばサービスになる可能性があります。
ポイントは、
「何ができるか」
だけで終わらせず、
「誰の、どんな困りごとを、何をして解決するのか」
まで具体化することです。
いきなり大きな副業を作ろうとせず、まず一つの作業を小さなサービスにしてみる。
そこから、会社以外でも経験を使えるかを確かめることができます。
会社の外で、経験を一度サービスにしてみるなら
ココナラでは、知識・スキル・経験をサービスとして出品できます。
出品そのものに初期費用や月会費はかからないため、
「会社でやってきたことが、外でも誰かの役に立つのか」
を試す場所の一つとして利用できます。
いきなりサービスを公開しなくても、まず出品されているサービスを見て、これまでの経験に近いものがあるか確認するところから始められます。
あわせて確認したい判断材料
会社では「普通にできること」が、外では価値になるかもしれない。
新しいスキルを身につける前に、これまで何度もやってきた仕事を細かく分けてみる。誰かの面倒を一つ減らせるなら、それは小さなサービスにできる可能性があります。

