「あと月1万円あったらな」
毎月の給料を見て、そう思うことがあります。
月1万円なら、年収を大きく変えるほどではありません。
でも、
少し貯金に回す。
昼食代にする。
趣味に使う。
毎月の固定費の一部をまかなう。
使い道を考えると、意外と小さくありません。
では、その1万円を増やすなら何から始めるのか。
副業。
スキマ時間の仕事。
今あるものを売る。
今の仕事で収入を上げる。
方法はいくつもあります。
今回は「何が一番稼げるか」ではなく、会社員が月1万円を増やすために、自分ならどの方法を選びやすいかを考えてみます。
この記事の結論
月1万円を増やしたいなら、最初から大きな副業を始める必要はありません。
まず次の4つを決めます。
- 月に何時間まで使えるか
- すぐ収入がほしいのか、育ててもいいのか
- 今あるスキルを使うか、新しいことを覚えるか
- 一度だけ増やしたいのか、毎月続けたいのか
そのうえで、
すぐ始める方法。
自分の経験を使う方法。
少しずつ育てる方法。
を比べます。
最初の目標は月1万円ではなく、まず自分で1,000円を作ってみることでも構いません。
「月1万円」を先に決めると、選択肢を絞りやすい
収入を増やしたいと思って、
「副業 おすすめ」
と探し始めると、かなり多くの方法が出てきます。
そこで先に、
「月1万円くらい増やしたい」
と金額を決めてみます。
月1万円なら、毎月10万円を副業で作る場合とは選ぶ方法が違います。
大きな設備投資や長時間の作業をしなくても、届く可能性があります。
逆に、
月1万円のために毎日何時間も使うのであれば、
「本当にその方法でいいのか」
を考えた方がいいかもしれません。
収入だけではなく、
「1万円を作るために何を使うか」
までセットで考えます。
1|まず、月に使える時間を決める
会社員が新しく収入を増やそうとすると、最初に足りなくなりやすいのは時間です。
そこで、
「空いた時間全部を副業に使う」
ではなく、
最初に上限を決めます。
たとえば、
- 平日はやらない
- 土曜日に2時間だけ
- 通勤中だけ
- 週に3時間まで
- 月に10時間まで
という決め方です。
月1万円を増やせても、毎日寝る時間を削るようになれば続けにくくなります。
「いくら稼げるか」の前に、「月1万円のためなら何時間まで使えるか」を決めてみましょう。
2|すぐ欲しい1万円と、育てる1万円は違う
同じ月1万円でも、
いつ欲しいのかによって方法が変わります。
今月から少し増やしたい
この場合は、始めてすぐ収入につながりやすいものを優先します。
たとえば、
- 単発・スキマ時間の仕事
- 不要品の整理
- 今すぐ提供できる小さな作業
などです。
大きく育つ可能性より、
「実際に収入になるまでの短さ」
を重視します。
数か月かけてもいい
急いでいないなら、別の選択肢もあります。
- 自分の経験をサービスとして出す
- 制作物を作る
- 新しいスキルを覚える
- 継続して受けられる仕事を探す
最初はほとんど収入にならなくても、続けるほど楽になる方法もあります。
この2つを混ぜないことが大切です。
来月のお金を増やしたい人が、半年後に成果が出るかもしれない方法を始めても、目的とは合いません。
3|月1万円を増やす方法を3種類に分ける
候補が多くて迷うなら、大きく3種類に分けてみます。
時間を使って収入にする
働いた時間や作業に対して報酬を受け取る方法です。
たとえば、
- 単発の仕事
- スキマ時間の仕事
- 簡単な業務の受託
などです。
始めやすく、収入になるまでが比較的分かりやすい一方で、基本的には作業をやめると収入も止まります。
今ある経験・スキルを使う
普段の仕事で当たり前にやっていることが、別の場所では仕事になることがあります。
たとえば、
- 文章を書く
- 資料を作る
- 画像を作る
- データを整理する
- 人に教える
- 事務作業をする
- 専門知識について相談に乗る
などです。
新しくゼロから覚える必要が少ないので、月1万円という小さな目標とは相性がいい場合があります。
育てて収入にする
すぐには収入にならないけれど、あとから大きくなる可能性のある方法です。
コンテンツを作ったり、新しいスキルを身につけたり、自分のサービスを作ったりする方法がこちらです。
ただし、
「月1万円だけ欲しい」
という目的なら、必要以上に大きな仕組みを作る必要はありません。
どれを選ぶか、5つの条件で比べる
| 比較するもの | 確認するポイント |
|---|---|
| 始めやすさ | 今日・今週からできるか |
| 収入までの早さ | 最初のお金が入るまでどのくらいか |
| 必要時間 | 毎月何時間くらい必要か |
| 初期費用 | 始めるためにお金が必要か |
| 続けやすさ | 3か月、半年と続けられそうか |
月1万円が目標なら、
「一番稼げそう」
より、
「一番無理なく続けられそう」
を選ぶ方法もあります。
月1万円を作るために、月1万円以上使わない
小さく収入を増やすときに注意したいのが、最初にかけるお金です。
たとえば、
- 高額な教材を買う
- 高額なスクールへ入る
- 必要か分からない機材を買う
- 有料サービスをいくつも契約する
といったことです。
もちろん、必要な投資もあります。
ただ、
「毎月1万円増やしたい」
という目標なのに、始めるために何万円も使うなら、回収までに時間がかかります。
最初は、
今持っているスマホ。
今持っているPC。
今持っている経験。
で試せるものから考えると、小さく始めやすくなります。
まずは「1万円」ではなく「1,000円」を作ってみる
月1万円を目標にしていても、
最初から1万円を達成する必要はありません。
まず、自分の給料以外から1,000円を作ってみます。
金額としては小さくても、
実際にやってみると、
- 思ったより時間がかかった
- 意外と簡単だった
- この作業は苦にならない
- これは続けたくない
- もっと単価を上げられそう
といったことが分かります。
情報を100件読むより、一度小さく試した方が自分に合うか判断しやすいこともあります。
1,000円できたら「10回できるか」を考える
最初の収入ができたら、次に考えたいのは再現できるかです。
たまたま一度1,000円になったのか。
同じことを繰り返せるのか。
ここが月1万円との違いです。
たとえば、
1回だけ不要品を売って1万円になったとしても、その方法を毎月続けられるとは限りません。
一方で、
毎週できる小さな仕事なら、金額が小さくても毎月の収入にしやすくなります。
「いくら稼げたか」と一緒に、
「来月もできるか」
を見てみます。
一度きりの1万円と、毎月の1万円を分ける
ここは意外と大きな違いです。
一度だけ1万円増やしたい
この場合は、家にある不要品を整理するなど、一度きりの方法でも目的を達成できます。
毎月1万円増やしたい
こちらは継続できる方法が必要です。
毎月、
- 同じ仕事を受けられる
- 一定量の作業がある
- 繰り返し利用してもらえる
- 少しずつ単価を上げられる
といった仕組みを作れる方が向いています。
「月1万円ほしい」という言葉の中でも、この2つは先に分けておきましょう。
今の仕事で1万円増やす方法も忘れない
収入を増やすというと、副業ばかり考えがちです。
でも、
毎月使える時間がほとんどないなら、
今の仕事の収入を増やす方法も比較対象になります。
たとえば、
- 昇給条件を確認する
- 資格手当を確認する
- 役割や等級を上げる
- 社内の別職種を検討する
- より条件のいい会社の相場を確認する
などです。
副業で毎月10時間を使って1万円を増やすのか。
本業側で毎月の給料を上げられないか考えるのか。
ここも選べます。
支出を1万円減らす方法とは分けて考える
家計を楽にすることが目的なら、
収入を1万円増やす代わりに、支出を1万円減らす方法もあります。
ただし、これは別の選択です。
収入を増やしたい理由が、
「自分で稼げる金額を増やしたい」
なのであれば、節約だけでは目的を達成できません。
一方で、
「毎月あと1万円余裕がほしい」
なら、収入と支出の両方を見てもいいでしょう。
同じ1万円でも、
自分が本当に増やしたいのは「収入」なのか、「使えるお金」なのかを分けてみます。
副業するなら、会社のルールも先に確認する
会社員が副業を始める場合は、勤務先の就業規則や副業に関するルールも確認しておきます。
たとえば、
- 副業の届出が必要か
- どのような仕事が対象になるか
- 本業との競合についてルールがあるか
- 働く時間について確認事項があるか
などです。
また、実際に収入が発生したら、収入の種類や金額などに応じた税務上の扱いも確認します。
始める方法だけでなく、続けるためのルールも最初に見ておきましょう。
月1万円なら、最初はこの順番で試す
まだ何をするか決めていないなら、次の順番で考えてみます。
- 月に使える時間を決める
- 一度きりか、毎月ほしいか決める
- 候補を3つだけ出す
- 時間・費用・続けやすさで比べる
- 一番小さく試せるものを一つ選ぶ
- まず1,000円を目指す
- できたら繰り返せるか確認する
最初から完璧な副業を選ぶ必要はありません。
合わなければ、別の方法に変えて構いません。
月1万円という小さな目標だからこそ、
大きく賭けずに試すことができます。
まとめ
毎月あと1万円増やしたいと思ったとき、
いきなり大きな副業を始める必要はありません。
まず、
- 使える時間
- 収入になるまでの早さ
- 初期費用
- 今ある経験を使えるか
- 毎月続けられるか
を見て、自分に合いそうな方法を絞ります。
そして、
まず1,000円を作る。
次に、それを繰り返せるか確認する。
その先に月1万円があります。
「一番稼げる副業」を探し続けるより、
自分が実際に一度試せるものを一つ決めてみましょう。
あわせて確認したい判断材料
月1万円なら、小さく試せる。
大きな準備をしてから始めなくても構いません。時間とお金をかけすぎず、まず自分で最初の1,000円を作ってみる。そこから続けられる方法かどうかを考えてみましょう。

